冒頭からかなりのインパクトがありました。
グロテスクな唇の悪霊がバイト先のコンビニに来た女子高生に取りついています。
主人公しかその悪霊は見えませんが、翌日彼女が死体となって発見されたのです。
そして次は、幼馴染に悪霊が取りついているのを主人公は発見します。
このままだと幼馴染は、女子高生と同じ運命を辿ることになる。
主人公は幼馴染を守るために懸命になって走り回るという内容です。
「生者の行進」はグロいホラー系の漫画とは一味違っています。
次々と犠牲者が出て恐怖をあおりたてるという内容ではなくて、ストーリー性を演出してキャラクターたちの存在価値を高める手法をとっています。
登場人物がいとおしくなり思わず応援したくなる気持ちにさせられます。
ただ単にグロくて怖いイメージを植え付けるだけではなく、ホラーという分野の垣根を越えた作品だと思います。
サイト内で「生者の行進」を検索するとすぐに読めますよ。
コメントを残す