『約束のネバーランド』4巻のあらすじ感想 そしてついに脱獄決行!!

ノーマンは出荷され鬼に殺されてしまったのでしょうか?

もしかしたらどこかで生きているのでは?

 

なにかどんでん返しの予感がします。

 

そのことはさておき、子供たちの脱獄が成功するのかどうか?

前半のクライマックスなのかもしれません

 

『約束のネバーランド』4巻のあらすじ

 

明日に迫ったノーマンの出荷。

 

エマとレイは、ノーマンに逃げたフリをして敷地内に潜伏させ、脱獄決行日に一緒に逃げるように提案します。

 

しかし自分の代わりにエマやレイに危害が及ぶと考えたノーマンはこれを拒否。

 

しかしこれを認めないエマ。

みんなで一緒でなくては嫌だと譲りません。

 

結局根負けし二人の提案に乗るノーマン。

 

そして施設で過ごす最後の夜、シスターが託したペンを見つけるのでした。

 

ノーマンの出荷当日。

予定通り姿を消すノーマン・・。

 

しかしノーマンは逃げ道の下見を終え、皆のもとへ戻ってきてしまうのでした。

 

ノーマンは発信機の無効化もしておらず、初めから自分の命を犠牲に、他の子供たちの脱獄を成功させるつもりだったのです。

 

そしてノーマンは出荷されてしまうのでした・・。

 

そして時は過ぎ、レイの出荷前夜。

ついに脱獄が決行されます。

 

なんとレイは自分の身体にオイルをかけ、ハウスごと燃やそうとします・・。

 

しかしレイが死ぬ気だとわかっていたエマは寸前でこれを食い止めます。

 

そして自分の耳を切り取り、煙の中へ。

 

これでママの足止めに成功。

そして「みんな」で壁までたどり着きます。

 

なんと、すべてはノーマンの計画通りだったのです!

 

しかし全員で逃げていると思いましたが、ママのもとにまだ子供が・・それはなんとフィルだったのです。

 

 

『約束のネバーランド』4巻の感想

 

なんとも内容の濃い一冊でした。

まずはノーマンの出荷前夜。

 

『約束のネバーランド(4巻)』出荷当日ノーマンが見たものとは?

 

これまで冷静だったノーマンでしたが「こんなにも生きたいなんて・・!生きたい、生きたい・・!」と強く思います。

 

絶対にノーマンを出荷させたくないレイとエマ。

 

それに対して、自分が逃げることで二人のどちらかが殺されてしまうかもしれないため、自分の命を犠牲にする覚悟のノーマン。

 

親友を思う三人の会話を聞いていると涙が出そうになります・・。

 

そして結局、レイとエマの案に乗るノーマンでした。

そして次にレイの過去が明らかになります。

 

レイはいつ、どうやって“秘密”を知ったのか?その答えは「最初から」でした。

 

レイは胎児の頃から記憶があり、6歳になるずっと前から、目の前の現実が虚構であることに気づいていたのです。

 

なんと悲しいことでしょう。

レイはずっと孤独に苦しみを抱えて生きてきたのです。

 

それを考えるとどうしてもこの脱獄は成功させて欲しい・・。

 

そして出荷当日。

逃げ道の下見を終え、戻ってくるノーマン。

 

やはりノーマンは自分の命を犠牲に、エマやレイを守る選択肢をとりました。

 

ノーマンは二人を抱きしめ「今までありがとう。二人のおかげでいい人生だった」と語りかけます。

 

これを11歳の少年に言わせてしまう、なんと悲惨な現実なのでしょうか。

そしてママに門の外へと連れて行かれます。

 

ママに通された部屋で何かを見たノーマンは「え」と声をあげます。

 

ノーマンの目に映ったものは何だったのでしょうか?

 

鬼なのかそれとも・・?幸い、ノーマンの殺されるシーンや死体は描かれていませんでした。

これはきっとまだ生きているということでしょう!そう信じましょう!

 

 

『約束のネバーランド(4巻)』脱獄は成功するのか?

 

そしてそれから約二ヶ月。

エマとレイは抜け殻のようになり、何もしなくなります。

 

しかしそれはママを欺くための演技でした。

 

そして脱獄当日!この脱獄劇がなんとも圧巻!

まずレイの作戦は、自分もろとも火をつけてハウスを燃やし、その隙にエマたちを逃がすというもの。

 

何年も前からこの方法を決めていたと・・。

 

これもとても悲しい告白でした。

 

家族を見殺しにしてきた罪悪感に苛まれていたレイは、自分も死んで報復し、すべてを終わらせる予定だったのです。

 

そして燃え盛る炎、「レーイ!!」と叫ぶエマ。

炎を消そうと必死になるママ。

 

その隙に切断した耳を置いて逃げるエマ。

 

その先にはドンやギルダ、他の子供たち、そしてレイが待っていたのです。

 

完璧な脱獄劇です!そしてこれはすべてあの、ノーマンの作戦だったのです!

 

レイが死のうとしていることにも気づいていました。

 

さすが、天才ノーマンです!しかしまだハウスを離れただけで、壁も越えていません。

 

そしてママのもとに残っているフィル。

フィルは逃げ遅れたのでしょうか?

 

それともレイの計画通り、幼い子供は残したのか・・?

 

全く先が見えない脱獄劇。

 

ママの、そして鬼たちの手から逃げきることはできるのでしょうか!?

 

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*本文中の画像は「約束のネバーランド」とは無関係です。

 

 

 

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