こんにちは、怖いけどつい見たくなるホラー系漫画全集管理人の翔太です。
『彼岸島 48日後…』を長く読んでいると、「この人物はまだ生きていたっけ?」「西山とユキはどうなった?」「篤は死んだはずでは?」「雅の息子で残っているのは誰?」と、人物関係がだんだん分からなくなってきます。
私も読み返していて、一番ややこしいと感じるのがここです。『彼岸島 48日後…』では、ただ仲間が増えていくだけではありません。昔の仲間が吸血鬼や邪鬼となって戻り、一度死んだ人物と深く関係する存在が再び物語へ入り、敵だった人物にも過去の顔が与えられます。
特に印象に残っているのは、大阪で再会した西山とユキです。前作まで一緒に戦っていた人物が、崩壊後の日本では明が斬らなければならない相手になっていました。『48日後…』で怖いのは怪物の姿だけではなく、昔の関係まで壊れた状態で戻ってくることなんですよね。
この記事では、2026年9月18日に公開された第496話「無能」までを基準に、主要人物の立場、生死、関係、印象的な退場をネタバレありでまとめています。
- 彼岸島48日後の主要な登場人物と現在の立場
- 死亡した人物と最期に何があったのか
- 宮本明や鮫島たち仲間の関係
- 篤や紅葉など再登場人物を見るポイント
この記事は重大なネタバレを含みます。
西山、ユキ、雅の息子たち、卑弥呼、宮本篤、50巻台以降の出来事、第494話以降の内容にも触れています。初見で結末を知りたくない方は、読んだ巻まで進めてから戻ってきてください。
彼岸島48日後の登場人物一覧
まずは、現在の物語を追ううえで覚えておきたい人物から見ていきます。長期連載なので全ての人物を並べると逆に分かりにくくなるため、明との関係や現在の物語への影響が大きい人物を中心にしています。
| 人物 | 立場 | 主な登場時期 | 生死 |
|---|---|---|---|
| 宮本明 | 主人公 | 1巻から | 生存 |
| 雅 | 明の宿敵 | 前シリーズから | 生存 |
| 鮫島 | 明の仲間 | 7巻付近から | 生存 |
| 勝次 | 明の仲間 | 7巻付近から | 生存 |
| ネズミ | 明の仲間 | 7巻付近から | 生存 |
| ユカポン | 明の仲間 | 18巻付近から | 生存 |
| 小春 | ネズミの姉 | 38巻付近から | 生存 |
| 宮本篤 | 明の兄 | 前シリーズから | 特殊な形で再登場 |
| 青山紅葉 | 師匠の娘 | 前シリーズから | 彼岸王子として再登場 |
| 西山徹 | 明の旧友 | 前シリーズから | 死亡 |
| ユキ | 明の旧友 | 前シリーズから | 死亡 |
| 隊長 | 明と行動した吸血鬼 | 前シリーズから | 死亡 |
| 姑獲鳥 | 雅の息子 | 17巻付近から | 死亡 |
| 蟲の王 | 雅の息子 | 24巻付近から | 死亡 |
| 豹丸 | 雅の息子 | 29巻付近から | 死亡 |
| 卑弥呼 | 雅の息子 | 50巻前後 | 死亡 |
2026年9月18日時点ではヤンマガWebで第496話「無能」まで公開されています。連載中の作品なので、今後の話で人物の状況は変化します。最新話数についてはヤンマガWeb『彼岸島 48日後…』公式作品ページをご確認ください。
生存している主要キャラ
『彼岸島 48日後…』では、人が簡単に死んでいきます。それでも長く残り続けている人物には、それぞれ物語上の役割があります。明だけを見ていると討伐の旅ですが、仲間を追うと作品の見え方がかなり変わってきます。

宮本明
宮本明は『彼岸島』シリーズの主人公で、『48日後…』でも物語の中心にいます。
前作『彼岸島 最後の47日間』で雅との戦いに敗れ、右腕を失いました。それでも本土へ戻り、義手に武器を仕込みながら雅を追い続けています。
明のすごさは、単に戦えることではありません。西山やユキ、家族、昔の仲間など、自分と深く関わった人物が次々に失われても目的が変わらないところです。
私は明を見ていて、「精神的に平気だから前へ進める」というより、立ち止まって悲しむ余裕そのものを失っている人物に見えます。
敵を倒せば明自身は生き延びる。しかし、そのたびに周囲との関係は減っていく。この構図が『48日後…』のしんどさでもあります。
◆翔太のワンポイントアドバイス
明だけを追うと「また巨大な敵を倒した」という話に見えやすいです。でも、その戦いの前後で誰を失ったのかを見ると印象が変わります。私は戦闘より、明が知っている人間を自分で斬る場面のほうが長く残りました。
明がなぜ片腕なのか、前作の敗北から何が起きたのかを確認したい方は、『彼岸島 最後の47日間』最終回のネタバレ解説も合わせて読むとつながりが分かりやすいです。
雅
雅はシリーズを通して宮本明が追い続けている最大の敵です。
前作で吸血鬼ウイルスを媒介する蚊が日本に放たれた結果、日本社会は崩壊しました。『48日後…』の世界そのものを作った人物と言ってもいいでしょう。
ところが、明が本土で追いかけても雅との最終決戦にはなかなか届きません。
その途中に、雅の息子と呼ばれるアマルガム、各地を支配する吸血鬼、邪鬼、人間側の集落がいくつも現れます。だから明は雅を一直線に追っているはずなのに、読んでいる側にはどんどん遠ざかっているように見えるんです。
2026年9月時点でも最終決着には至っていません。『彼岸島 48日後…』自体も連載中です。
鮫島
鮫島は『48日後…』から加わった人物の中でも、後半になるほど存在感が増している仲間です。
体格が大きく、明と並んで前へ出られる相棒として登場しましたが、50巻台では戦闘力とは別の意味で人類にとって重要な人物になっています。
鮫島は吸血鬼ウイルスに感染しているのに吸血鬼化を発症しない特異体質です。その体質から、ワクチン生成につながる可能性が出てきました。
55巻の公式紹介でも、この秘密を明へ打ち明け、人間側が反攻へ向かう要素として描かれています。(出典:講談社『彼岸島 48日後…』55巻)
ここはかなり大きな変化だと思います。
長い間、このシリーズで人類側にできることは、ほぼ「明が雅を斬る」に集約されていました。しかし鮫島の体質によって、ウイルスそのものへ対抗できるかもしれない道が見えてきたわけです。
勝次
勝次は子どもでありながら、長期間にわたって明たちと行動してきた仲間です。
最初の頃だけを見ると、明や鮫島に守られる側に見えます。しかし話が進むほど、自分から危険な場所へ入る場面が増えていきました。
蟲の王との戦いでは、明だけでは決着できない局面で重要な役割を担います。その後も左腕の変異など、この作品らしい厄介な事情を抱えながら生き続けてきました。
さらに51巻付近では、磔にされた鮫島を見て我慢できず、雅の前へ飛び出します。
冷静に考えれば隠れているべき場面です。でも、仲間が目の前で痛めつけられている。そこで動いてしまうところが勝次らしいんですよね。
私はこの人物を見ていると、戦えるかどうかより「この世界に慣れ切らないこと」のほうが大切に思えてきます。
ユカポン
ユカポンは、池袋付近のエピソードから明たちと関わるようになる元アイドルです。
彼女の周囲では、人間が吸血鬼の娯楽として扱われる残酷な場面が続きます。私が雅本人より苦手なのも、こういう「人間を遊び道具にする側」の吸血鬼です。
ユカポン自身はその環境を生き抜き、その後も明たちの旅に関わっています。
『彼岸島』は女性人物の扱いがかなり過激で、読んでいてきつい場面も多い作品です。その中でユカポンが長く物語に残っていることは、かなり珍しい部類でしょう。
第476話には「ユカポンはあげなくていい」という話数タイトルもあり、50巻台以降まで物語に関わっていることが分かります。
ネズミと小春
ネズミは、戦闘では明や鮫島のような人物ではありません。
むしろ怖がり、逃げたがり、格好悪いところもたくさんあります。
でも『彼岸島』のような世界で考えると、その反応のほうが普通ですよね。巨大な邪鬼を前にして何の迷いもなく突っ込んでいく明のほうが異常です。
そんなネズミに深く関わるのが姉の小春です。
小春は吸血鬼側の世界で生きてきた人物で、人間側の仲間とは少し違った立場を持っています。歌舞伎町以降の物語を振り返る際には、ネズミとの姉弟関係も覚えておきたいところです。
彼岸島48日後の死亡キャラ
ここからは、物語の中で死亡した人物を見ていきます。名前だけを並べるのではなく、なぜその最期が重要だったのかも触れます。
| 死亡キャラ | 明との関係 | 主な時期 | 最期のポイント |
|---|---|---|---|
| 隊長 | 明を助けた吸血鬼 | 1巻 | 明に義手を残す |
| 西山徹 | 旧友 | 大阪編 | 敵となり明と対決 |
| ユキ | 旧友 | 大阪編 | 邪鬼となって再会 |
| 金剛 | 雅側のアマルガム | 箱根編 | 明との決戦で敗北 |
| 姑獲鳥 | 雅の息子 | 東都ドーム編 | 明との死闘で敗北 |
| 蟲の王 | 雅の息子 | 国会議事堂編 | 明と勝次らに敗れる |
| 豹丸 | 雅の息子 | 血の楽園編 | 明との戦いで死亡 |
| 卑弥呼 | 雅の息子 | 邪馬台国編 | 明との戦いの末に死亡 |
隊長
私が『彼岸島』シリーズで感情的に好きな人物を挙げるなら、隊長はかなり上位です。
吸血鬼でありながら明に協力し、右腕を失った明のために義手を用意します。

ところが、明が彼岸島を出て本土へ向かうには、隊長を残して進まなければなりません。
「島を出るなら自分を斬って行け」という形で明を止め、最後は明自身の手で斬られます。
ここがたまらないんですよね。
義手は単なる便利な武器ではありません。一緒に本土へ行けなかった隊長が、武器という形で明と歩き続けているようにも見えます。
怪物や流血が大量に出てくる作品なのに、こういう場面だけ妙に人間臭い。それが『彼岸島』の好きなところです。
西山とユキ
西山とユキの最期は、『48日後…』序盤でも特に重要な出来事です。
二人は昔から明と行動してきた仲間でした。しかし日本崩壊後、再会したときには以前と同じ関係ではありません。
西山は吸血鬼となり、ユキを失いたくないという思いを抱えながら大阪で独自の勢力を作っています。一方のユキは、人間の血を拒んだ末に邪鬼へ変わっていました。
私が印象に残っているのは、置天閣から大阪城へつながる一連の戦いです。
巨大な怪物との派手な戦闘だけなら、この作品にはほかにもいくらでもあります。でも西山とユキの場合、敵の正体が「昔の仲間」なんです。
守れなかった人間関係が、そのまま巨大な敵になって戻ってくる。

この感じがものすごく嫌でした。
西山も最初から悪人だったわけではありません。ユキを失いたくなかったことも分かります。それでも雅を名乗り、人間を支配する側へ回った時点で、明とは同じ道を歩けなくなりました。
最後は明が二人を斬ります。
『48日後…』の登場人物を知るうえで、西山とユキは外せません。明が敵を倒す物語ではなく、明が昔の関係まで自分の手で終わらせていく物語だと分かる場面だからです。
◆翔太のワンポイントアドバイス
西山とユキの最期だけ検索して確認することもできますが、私は大阪編を前後から読むほうをおすすめします。二人が誰だったのかを知っているほど、明が斬る場面の嫌な重さが増します。この作品は「誰が死んだか」より、「誰だった人を斬ったか」が大事なんですよ。
金剛
金剛は雅側の強敵として、箱根付近で明の前に立ちはだかります。
戦いながら邪鬼を取り込み、自身を変化させていく厄介な相手です。13巻では明との決戦が大きな山場になります。
この頃から、『48日後…』は普通の吸血鬼を倒して終わる話ではなくなってきます。
明が進めば進むほど、人間とは呼びにくい巨大な存在が現れる。その流れの中で、金剛は雅へ近づくために越えなければならない壁の一人でした。
姑獲鳥
姑獲鳥は、雅の息子と呼ばれるアマルガムの一人です。
東都ドームで行われる武闘会では、囚われた勝次を救うために明が参加し、姑獲鳥と決勝でぶつかります。
23巻の大きな見せ場で、建物そのものまで巻き込むような戦いになります。
巨大で異様な姿をしているのに、姑獲鳥には単なる怪物とは少し違うところがあります。戦うこと、自分がどこまで通用するのかという意識があり、最期にも人物らしさが残るんです。
だから「雅の息子の一人が死亡した」で済ませるより、実際の戦いまで読むほうが印象に残ります。
蟲の王
蟲の王は国会議事堂付近の物語で登場する雅の息子です。
私は雅の息子の中でも、見た目の嫌悪感ではかなり上位だと思っています。
蟲の王との戦いでは、明だけで全てを片付けるわけではありません。
明と勝次が内部へ入り、心臓へたどり着くために動きます。勝次の左腕にも大きな変化が起きるため、その後の人物関係にも影響する戦いです。
つまり蟲の王の死亡は、「明がまた巨大な敵を倒した」というだけではありません。
勝次が守られる子どもから、命をかけて戦いへ参加する人物へ変わっていく区切りにもなっています。
豹丸
豹丸も雅の息子の一人で、血の楽園を支配していました。
血の楽園は、一見すると秩序のある場所に見える部分もあります。しかし、その秩序が誰のためのものなのかを見ると印象が変わります。
明は豹丸の弱点を見つけ、最終的に追い詰めます。36巻で血の楽園編は大きな決着を迎えます。
『48日後…』では、東京の各地域がそれぞれ違う支配者の世界になっているのが面白いところです。
だから雅の息子が一人死ぬたびに、単純に敵が一人減るだけではなく、一つの国や街の仕組みまで壊れていきます。
卑弥呼
50巻台で大きな存在になるのが卑弥呼です。
私が卑弥呼を見て一番嫌だったのは、その姿です。虫のような下半身と巨大な異形の体。さらに戦闘では催眠に関係する能力まで絡み、見た目だけでもかなりきつい相手でした。
しかし卑弥呼編が重要なのは、敵の造形だけではありません。
宮本篤と深くつながっているからです。
卑弥呼は篤の骨を取り込み、篤を自分の息子として再び存在させます。そのため、卑弥呼との戦いが終わったあとに待っているのは、単純な勝利ではなく明と篤の兄弟対決でした。
52巻から53巻付近は、この作品を人物関係から読むなら外しにくい区間です。
50巻から54巻までの前後関係は、『彼岸島 48日後…』50〜54巻のネタバレ解説で巻ごとに紹介しています。
宮本篤は死亡したのか
登場人物を調べていると、特に混乱しやすいのが宮本篤です。
「篤は昔死んだはずなのに、なぜ50巻台で明と戦っているの?」となりますよね。
以前の篤は死亡している
宮本篤は明の兄で、シリーズ初期から明にとって非常に大きな存在でした。
しかし、かつての物語で篤は明との戦いを経て死亡しています。
明にとって兄との関係は、雅との戦いへ進み続ける大きな傷の一つでした。
だから『48日後…』で再び篤の姿が現れること自体が、かなり異様なんです。
卑弥呼によって再び現れる
『48日後…』50巻台では、卑弥呼と篤の関係が明らかになっていきます。
卑弥呼が篤の骨を取り込み、自分の息子として再び存在させたことで、明は兄と再会することになります。
ただし「昔の篤が普通に生き返って帰ってきた」と考えると少し違います。
一度迎えた死が消えたわけではなく、異常な方法で篤という人物が再び明の前へ現れたと見たほうが理解しやすいでしょう。
明と篤は再び戦う
再会したからといって、兄弟が抱き合って終わるわけではありません。

53巻では母親を巡る出来事なども重なり、明と篤は本気で殺し合います。
明は篤の片腕を奪い、決着寸前まで進みます。
そこで明は、とどめを刺すのではなく手を差し伸べます。
私はこの場面が50巻台でかなり印象に残りました。
普段の明なら、敵と決めた相手を迷わず斬ることが多い。それでも兄を完全には切り捨てられない。長く戦い続けても、明の中に昔の宮本明が残っているように感じたからです。
紅葉と彼岸王子の関係
現在の連載を追っている読者には、青山紅葉も重要な人物になっています。
昔から読んでいる人ほど、「ここで紅葉が戻ってくるのか」と驚くところでしょう。
紅葉は師匠の娘
青山紅葉は、師匠・青山龍ノ介の娘の一人です。
昔の彼岸島を知る人物であり、加藤とも関係があった存在なので、単なる新しい敵とは意味が違います。
『48日後…』は本土の新キャラだけで物語を広げているわけではありません。
かなり昔に登場した人物まで、忘れた頃に別の形で戻してくることがあります。
彼岸王子として再登場
第494話「軍法会議」で、彼岸王子の正体が青山紅葉だと判明します。
私がこの回で怖かったのも、怪物の姿よりそこでした。
それまで正体の分からない相手だった彼岸王子がマスクを外した瞬間、急に昔の人間関係へつながります。
しかも紅葉は、雅から彼岸島を任されるほどの存在になっていました。
つまりまた一人、「昔知っていた人物」が明の前へ異形となって戻ったわけです。
明が普段とは違って一瞬ためらうのも当然に見えました。
西山、ユキ、篤、紅葉。こうして並べると、『48日後…』では過去の人物を懐かしい味方として戻すより、明が刃を向けにくい存在として再配置することが多いと感じます。
雅の息子はどうなったのか
『48日後…』の中盤以降で人物関係を複雑にしているのが、雅の息子と呼ばれる存在です。
ここでいう息子は、普通の意味での実子とは限りません。雅から特別な存在として扱われるアマルガムたちです。

姑獲鳥は死亡
姑獲鳥は東都ドームで明と死闘を繰り広げ、最終的に死亡します。
巨大な体と圧倒的な戦闘能力を持ちますが、最後まで戦うことへの執着が見える人物でした。
蟲の王は死亡
蟲の王は国会議事堂を舞台にした長い戦いの末、明や勝次たちに敗れます。
体の内部へ入らなければ攻略しにくい異様な存在で、単純な斬り合いでは終わりません。
豹丸は死亡
豹丸は血の楽園の支配者として登場します。
明に弱点を見抜かれたあとも抵抗しますが、血の楽園編の終盤で敗北します。
卑弥呼も死亡
卑弥呼は邪馬台国を支配していた存在で、明との戦いの末に死亡します。
ただし、卑弥呼は篤を再び物語へ戻す役割を持っていたため、死亡後にも物語への影響が残りました。
雅の息子編を見るポイント
雅の息子たちは「中ボスが何人いるか」と数えるだけでは少しもったいないです。それぞれが一つの地域を支配し、独自の社会を作っています。倒すたびに街の状況や仲間の関係まで変わるところを見ると、長い本土編の流れが追いやすくなります。
死亡キャラが多い理由
『彼岸島 48日後…』を読んでいると、本当に人がよく死にます。
しかも登場して間もない生存者が死亡するだけではありません。何十巻も前から知っている人物が、忘れた頃に敵として戻る場合があります。
安全な場所がほぼない
舞台は吸血鬼によって崩壊した日本です。
島だった頃には「ここを脱出すれば助かる」という想像ができました。しかし本土編では、日本そのものが吸血鬼の国へ変わっています。
町を移動しても別の支配者がいる。人間の集落を見つけても安全とは限らない。巨大な邪鬼から逃げても、今度は人間同士の問題が起きる。
私はこの逃げ場のなさのほうが、ジャンプスケアのような怖さより嫌でした。
作品全体のあらすじや本土編との違いから確認したい場合は、『彼岸島 48日後…』のあらすじと前作との違いも参考にしてください。
明の近くも安全ではない
一見すると、宮本明のそばにいれば助かりそうです。
並の吸血鬼なら明が倒してくれますし、巨大な敵にも立ち向かえます。
でも、逆の見方もできます。
明のいる場所には、雅につながる危険な敵も集まってくる。
自分があの世界の普通の生存者なら、私は救世主の噂を聞いても近づかないかもしれません。
小さな集団で食料と情報を確保し、できるだけ巨大な戦いから離れると思います。明の周囲は生存率が上がりそうに見えて、事件の規模まで大きくなるからです。
死んでも関係が終わらない
『彼岸島』で厄介なのは、死が必ずしもその人物の物語の終了を意味しないところです。
本人が別の形になって戻る場合もあれば、死んだ人物の骨、武器、家族、記憶があとから別の人物へ影響することもあります。
隊長が残した義手はその典型でしょう。
篤も、一度の死だけを見ていると50巻台で混乱します。
だから人物を追うときは、生存か死亡かだけではなく、その人物が明や仲間に何を残したのかまで見ると物語がつながってきます。
登場人物を追うおすすめ巻
全55巻を最初から読み直すのが一番確実ですが、登場人物の関係だけ確認したい場合は、気になる人物が活躍する区間から読み返す方法もあります。
西山とユキなら大阪編
昔の仲間がどう変わったのかを見たいなら、大阪編は外せません。
私が『48日後…』で一番印象に残った区間の一つでもあります。
西山とユキの最期だけではなく、明が昔の仲間へどう刃を向けるかを前後から読んでほしいところです。
雅の息子なら中盤以降
姑獲鳥、蟲の王、豹丸と続く区間では、『48日後…』の本土編らしさがかなり出ています。
一つの地域に一人の巨大な支配者がいる。その土地ごとに人間と吸血鬼の暮らし方まで違う。
雅だけを追って読むより、各地がどう壊れているのかを見ると面白いですよ。
篤と卑弥呼なら50巻台
現在に近い人物関係を把握したいなら、50巻以降は重要です。
卑弥呼、雅、勝次、鮫島、宮本篤が続けて大きく動きます。
さらに鮫島の特異体質やワクチンの可能性まで出てくるため、「雅を斬れば終わり」という構図にも変化が生まれ始めています。
◆翔太のワンポイントアドバイス
死亡キャラだけ知りたい場合でも、最期の1話だけ読むより該当巻を少し前から読むほうが楽しめます。特に西山・ユキ、篤、卑弥呼は関係そのものが見どころです。結末を知ってから読んでも、そこへ向かう過程はかなり残りますよ。
該当巻を安全に読む方法
人物の最期や再登場を確認したくなったら、正規配信で該当巻を読み返すのが確実です。
『彼岸島 48日後…』は長期連載なので、全巻を一気に買わず、「西山とユキの大阪編」「雅の息子編」「50巻台の篤と卑弥呼」のように気になる区間から読む方法もあります。
コミックシーモアでは単行本を巻単位で探せるため、人物を追って読みたいときにも使いやすいです。ただし、配信巻数、価格、クーポン、ポイント還元などは時期によって変わります。
無料公開されている範囲やコミックシーモアでの読み方については、『彼岸島 48日後…』を無料で読む方法と安全な読み方で詳しく紹介しています。
漫画の配信条件や価格、無料対象話は変更される場合があります。購入前には必ず出版社や電子書籍サービスの公式ページで最新情報をご確認ください。違法アップロードや権利者の許可を得ていない転載サイトではなく、正規サービスを利用してください。
彼岸島48日後の疑問
最後に、登場人物や死亡キャラを調べていると特に気になりやすい疑問へ答えます。
彼岸島48日後のよくある質問(FAQ)
Q1. 宮本明は死亡していますか?
A. 2026年9月18日公開の第496話までを基準にすると、宮本明は死亡していません。現在も雅を追う物語の中心人物です。ただし連載中なので、今後の展開によって状況が変わる可能性はあります。
Q2. 西山とユキは死亡していますか?
A. はい。西山とユキは大阪編で明と再会しますが、かつての仲間として一緒に旅を再開することはできません。西山は吸血鬼、ユキは邪鬼となっており、最後は明が二人との関係に決着をつけます。
Q3. 宮本篤は死亡したのに生き返ったのですか?
A. 以前のシリーズで篤は一度死亡しています。その後『48日後…』では、卑弥呼が篤の骨を取り込んだことに関係する特殊な形で再び登場します。そのため「死亡していなかった」というより、一度迎えた死とは別に、篤が異常な形で再び物語へ戻ったと考えると分かりやすいです。
Q4. ユカポンや鮫島は死亡していますか?
A. 2026年9月時点では、ユカポンと鮫島は死亡していません。特に鮫島は吸血鬼ウイルスに感染しても発症しない特異体質が明らかになり、人類側の今後に関わる人物になっています。
Q5. 彼岸王子の正体は誰ですか?
A. 第494話「軍法会議」で、彼岸王子の正体が青山紅葉だと分かります。紅葉は師匠の娘の一人で、過去の彼岸島とも深く関係する人物です。単なる新しいアマルガムではなく、明の過去につながる相手だったことが、この再登場の大きなポイントです。
彼岸島48日後の登場人物まとめ
『彼岸島 48日後…』は、長く続いているぶん登場人物も死亡キャラもかなり多い作品です。
ただ、人物を一人ずつ追ってみると、単なる大量退場の漫画ではないことも分かります。
- 宮本明は現在も雅を追って戦っている
- 鮫島は特異体質によって今後の人類側に重要な存在となっている
- 西山とユキは大阪編で明と敵対し死亡している
- 姑獲鳥や蟲の王、豹丸、卑弥呼など雅の息子も次々に倒されている
- 宮本篤は一度死亡したあと特殊な形で再登場している
- 青山紅葉は彼岸王子として本土編へ戻ってきた
私がこの作品を読み続けていて感じるのは、明が勝てば勝つほど、昔から続く関係が減っていくことです。
だから怖さの中心も、「明がこの敵に勝てるのか」だけではありません。
次に誰がいなくなるのか。昔の誰が変わった姿で戻ってくるのか。そして明は、その相手を斬れるのか。
大阪で西山とユキを見たときも、50巻台で篤を見たときも、第494話で紅葉の顔が出たときも、私は同じ嫌な感覚が残りました。
過去が終わってくれないんです。
『48日後…』は、守れなかった日本を明が歩き続ける物語です。そして登場人物を追って読むと、それと同時に守れなかった人間関係の中を歩き続ける物語にも見えてきます。
気になる人物の死亡場面だけ確認するのも一つの読み方です。でも時間があれば、ぜひその人物がまだ仲間だった頃から該当巻まで読んでみてください。
誰が死んだのかを知っていても、そこへ至るまでの関係を見ると、同じ場面の重さがかなり変わると思います。



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