「明日のエサ キミだから」あらすじ
バケモノに与えるエサは生きた人間。
誰が生き残り誰が食べられてしまうのか?
生き残りをかけたサバイバルゲームの結末は?
キレイゴト?そんなもんバケモノにでも食わせとけ!命の価値決め学園サバイバル!!ルールはただ一つ。一日一人がバケモノのエサになる。学園カースト最下層主人公は毎日エサに指名されながらも生き残ることができるのか!?命の価値決め学園サバイバル、激動の第2巻!ルールは一つ、一日一人がバケモノのエサ。第1巻では、たくさん食べられましたがエサは補充されたので問題ありません。「エサになる」か、「戦う」か、どっちみち死ぬなら、戦っちゃう?舞台は学校から荒廃した街へーー!「1日1人が食べられる」そんなルールはなくなったけど、どこへ行ってもエサはエサ!バケモノがいるこの世界でやっとできた好きな人。だから、俺は童貞を捨てたい!「一日一人がバケモノのエサになる」ルールのない学園の外に踏み出したものの、辿り着いたのはバケモノを乗りこなす救世主・キングタオ大将軍の支配する国家「I.M.L」。言うことさえ聞けば安全で幸福な生活が保障されている。だけど、命令通りに生きるなら、エサになったほうがマシだ!
「明日のエサ キミだから」レビューと見るポイント
毎日一人が化け物の生贄になる設定なんですが、そもそも7人しかいない設定で物語はスタート。
エサになるのは時間の問題なのに、必死でエサを免れようとドタバタする展開が喜劇的だと感じました。
ただ化け物に食べられるときは以外にあっさりしているので、悲壮感がありませんし、目の前に死が迫っているのにハラハラドキドキ感が伝わってきません。
むしろコメディーっぽい描き方をしているのでホラー独特の恐ろしさがありません。
それがいいか悪いか別として独特の世界観を醸し出していると感じます。
ストーリーは至って単純で分かりやすく、スッと頭に入ってくるので、サクサク読み進められます。
この漫画程、結末はどうなるのか早く知りたくなる作品はそうそうないような気がしますね。
この謎の生物がなぜ生まれてきたのか?最後は退治されてしまうのか?誰が生き残るのか?
とにかく結末が凄く気になる作品です。
校舎から出られなくなったのは化け物の存在があるからで、残された7人の生徒たちは、化け物は1日一人を食べるとおとなしくなることに気が付きます。
力のない主人公は真っ先にエサの対象になるのですが、なんだかんだ言ってピンチをすり抜けます。
でも人数が少ないので、いつも死と隣り合わせであることに違いはありません。
主人公ともう一人の太った男のどちらかが明日食べられてしまう前の日、一人の女子に向かってセックスさせてくれとお願いします。
ちなみに二人とも童貞で、セックスした方が志願して明日食べられるという設定には思わず笑ってしまいました。
ホラーでありながら恐怖感が無いのは、ギャグみたいなところがあるからなんですね。
死と隣り合わせの本来なら青ざめて凍り付いて性欲など起こるはずもないのにと考えるのは僕だけでしょうか?
面白いことを考えつく作者だと思いました。
この作品は、人を食べる巨大な化け物の出現で秩序が壊れて、危機的状況に陥った時の人間のさまざまな行動が見るものに問いかける内容と僕は理解しています。
明日をも知れない絶望感の中で人間の尊厳をいかに保つことができて、生きることの大切さを訴えている作品ではないかと思います。
作品の中身は、絶望的な状況にもかかわらず、コミカルな描き方をしている箇所もあるので、読者にどんな状況になっても人間の尊厳を保つよう訴えているのではと思えます。
極限の状況下に置かれた人間の本性をコミカルな表現も交えて描いているので、深く考察すれば人間の在り方を問いかけていると感じます。
物語の内容は実に単純で分かりやすくなっているので、そのまま直に受け取る人、人間そのものの尊厳まで深堀する人さまざまな感じ方があるでしょう。
どちらが正解でどちらが不正解というものではありません。
この作品を通して何かを感じて貰えればそれだけでこの作品が存在する意味があるのではないでしょうか?
僕はこの作品の作者ではありませんが、作者だったらこの作品にそんな意味を込めて世に送り出したと思います。




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