赤い人」との新たな戦いが始まります。
逃げ回りながら体を探していましたが、今夜はこちらから「赤い人に挑むわけです。
今までとは違う「赤い人」との戦いは、見逃せません。
Contents
「カラダ探し(6巻)」のあらすじ
「赤い人」に見つからないように、教室に隠れた明日香と高広。
しかし、結局「赤い人」に見つかってしまった。
そこには、「赤い人」に背中にしがみつかれている健司がいた。
健司は、「赤い人」にしがみつかれているのにも関わらず、高広を襲おうとしてきた。
高広は、明日香に先に行かせる為に、自らの体を張って健司に対抗する。
明日香は、高広の気持ちを無駄にしない為にも、必死に逃げ出した。
そして、留美子・理恵・翔太がいる生徒玄関へと向かう。
しかし、そこには血まみれで倒れている留美子と翔太がいた。
友達の亡骸に動揺する明日香だったが、自らを奮い立たせ、なんとか気持ちを取り戻す。
そして、生徒玄関を探そうとしたその時、生徒玄関の扉が開いた。
そこには、理恵がいた。理恵は生きていたのだ。
理恵は、生徒玄関で起こった出来事を、明日香に説明した。
カラダ探しが始まった後、「赤い人」は東棟1階に現れ、健司は西棟の階段を上がって行った。
それを確認した理恵たちは、すぐに生徒玄関に行ったのだが、運悪く健司が引き返して生徒玄関にやって来た。
そして、健司に殺されてしまった。
理恵は、高広があらかじめセットしておいた携帯電話のアラームに助けられ、なんとか生き延びることが出来た。
明日香も理恵も、皆に助けられ残ることが出来た。
だからこそ、今夜やれることはしっかりやり遂げないといけない。
明日香と理恵は、生徒玄関を探した。
そのかいあって、理恵が右脚を見つけることが出来た。
しかし、その喜びも束の間。明日香の後ろ、下駄箱の陰から血まみれの手がゆっくりと忍び寄る…。
「カラダ探し(6巻)」のレビュー
「カラダ探し(6巻)」探すカラダはあと一つ
あらすじで紹介した通り、理恵が右脚を見つけ、ついに探す体も残すところあと一つとなりました!
体も残りあと一つとなって、さらに「昨日」に変化がありました。
この変化はとても大きく、特に遥の変化は見逃せません。
体を一つ見つけるごとに、あの生気の無かった顔がだんだんと生き生きしてきます。
しかも、今まで居なかったかのように振る舞っていたクラスメイトが、不自然なほど遥に声を掛けるのです。
本来なら普通の光景なのに、だんだん遥が普通になり生き生きしていく姿は、逆に怖いものがあります。
残りの体の部位ですが、残りは頭だけとなりました。
では、これは一体どこにあるのか。
放送室以外の校舎は、全て調べ尽くしました。
でも、放送室には入れません。
となると、どこに隠されているのか…。
高広が恐ろしいことを言い出します。
頭は、「赤い人」のぬいぐるみのなかにあるのでは…と。
「赤い人」に立ち向かうだけでもかなりの勇気なのに、「赤い人」からぬいぐるみを奪うなんてかなりの難易度です。
「赤い人」からぬいぐるみを奪ったら、「赤い人」はかなり激怒してしまいそうで想像しただけでも恐ろしいです…。
しかし、この巻まできてやっと、今までは仲間を殺してしまった引け目から五人を避けていた健司が作戦に加わることになりました。
今までバラバラだった六人が、やっとまとまったのです。
「カラダ探し(6巻)」解けぬ謎
最初こそ六人で協力していたものの、まだカラダ探しを始めたかばかりで何もかもが上手くいかず、結果すぐにバラバラになってしまいました。
こうしてちゃんと六人がまとまったのは、カラダ探し始まって以来初めてのことです。
今までで一番応援したくなりました。
今度こそ終わらせてほしい!しかし、カラダ探しが終わったらどうなるのでしょう。
八代先生いわく、「普通の生活に戻る」のだそう。
それは嬉しいことですが、あんなに文字通り死ぬ思いをして必死に体を探して見つけた結果が、普通の生活に戻るだけなんてなんだか割りに合わない気がしますよね…。
しかし、泣いても笑っても体はあと一つ!
絶対に今夜で終わらせようと意気込む六人は、翔太の監修のもと作戦を立てて11日目の夜を迎えます。
いつもは、「赤い人」から逃げ回りながら体を探していましたが今夜は違います。
「赤い人」の持つぬいぐるみを奪うべく、ホールで「赤い人」を待つのです。
今までとは違う「赤い人」との戦いは、見逃せないものがあります。
物語も佳境を迎えましたが、まだまだ分からない謎がありますね。
放送室はなぜ開かないのか、なぜ泰造が出て来るのか…などなど。
このカラダ探しが終わるまでに、この謎は解けるのでしょうか。
「赤い人」との戦いは、上手くいくことを願うばかりです。
「カラダ探し」は、まんが王国で、無料試し読みが出来るので、まずは無料で読んでみてくださいね。
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*本文中の画像は「カラダ探し」とは無関係です。
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