衝撃の事実が次々と。
その反面、ほっとする一コマも。
青春を謳歌してもおかしくない年代ですから
Contents
「カラダ探し（4巻）」の【あらすじ】
八代先生の元へ訪れる明日香たち。
そこでは、衝撃の事実が判明した。
なんと、八代先生も「カラダ探し」の経験者だと言うのだ。
信じられない明日香たちに、八代先生は高校時代のアルバムを見せる。
八代先生は今でこそ恐ろしい顔をしているが、「カラダ探し」をさせられる一ヶ月前の写真はかなりのイケメンであった。
八代先生が「カラダ探し」をしていたのは本当の事だったのだ。
しかも八代先生の時は、「カラダ探し」を終えるのに五年もかかったという。
様々な事実が判明したその日は、八代先生の自宅に泊まることになった。
そして迎える、遥から頼まれる時間。
明日香、留美子、理恵の三人で談笑していたところ、突如目の前が暗闇に包まれた。
そして、後ろから遥の顔だけが現れた。
光の無い真っ暗な瞳でお決まりのセリフを言うと、遥の頭がその場に落ちると同時に暗闇も晴れた。
それで明日香は気付いた。
この暗闇は、遥の長い黒髪だったのだ。
Silhouette of a woman behind the glass.
留美子と理恵も、同様の頼まれ方をしたようで、三人とも放心状態でその場から動けずにいた。
少しでも体を休める為に布団に潜り、そして迎えた七度目の夜。
今度は、五人で団結して「カラダ探し」に挑んでいく！
「カラダ探し」4巻の感想
「カラダ探し（4巻）」健司の謎
またも、新たな事実が判明していきます。
八代先生は、「カラダ探し」を終えるのに五年もかかりました。
五年なんて、想像しただけで壮絶な年数です。
その事を考えれば、明日香達はかなり良いペースと言えるでしょう。
しかし、なぜ八代先生の場合は終わらせるのに五年もかかったのでしょう…。
とはいえ、「カラダ探し」を終わらせることが出来れば、元の生活に戻れることは八代先生の存在によって証明されました。
ぜひとも、明日香達に頑張って体を全て見つけて、この恐怖を終わらせてもらいたいところです。
八代先生の自宅で休んだその日の夜も、しっかり明日香が左胸を見つけます。
しかし、その日の夜は何かが違っていました。
そして、健司が言いました。
「美子ちゃん、服を赤くできるよ」なぜ、何も知らないはずの健司が、「小野山美子」の名前を知っているのでしょう！？
またまた、新たな謎が出来てしまいました。
健司は、一体どうなってしまったのでしょうか。
勿論、五人が気にしないはずはなく、後日に明日香、高広、留美子の三人で健司の家に向かうことに。
「カラダ探し（4巻）」意外な人物から新たな事実
そこで見た健司は、あの正気ではない健司ではありませんでした。
しかし、罪の意識からか、部屋は乱雑しており、そこにうずくまっていました。
健司の家に行ったらまた健司に殺されてしまうのでは…とドキドキしましたが、意外とそんなことは無かったです。
しかし、自分の意思ではないとはいえ、友人達を自分の手で殺してしまう健司の気持ちを考えると、とても苦しく辛いものでしょう…。
明日香達が健司に質問をするも、知らないと言うばかりで健司からは何の収穫も得られませんでした。
ところが、意外な人物から新たな事実が判明するのです。
それは、健司の祖母でした。
そこで出た重要なキーワードは、「山岡泰蔵」。
それは、「小野山美子」を殺害したとされていた人物の名前です。
健司の祖母によって、健司と「山岡泰蔵」の関係性が、紐解かれていきます。
八代先生に続き、健司の祖母、と、思わぬ所から事実がどんどん判明していくので、テンポ良く読めてどんどん判明していくのが楽しいです。
そして、この巻では珍しく、ほっこりするシーンがあります。
五人で気分転換する話と、明日香と高広が二人きりになる話があり、ホラー漫画とは思えない青春っぷりを見せてくれます。
さらに、ミニ番外編が掲載されており、珍しくギャグ向けになっていて笑えます。
恐怖続きで気持ちが疲れた頃に、ほっこりするシーンとミニ番外編で、また次の怖い話を読むのを頑張れそう！
「カラダ探し」は、まんが王国で、無料試し読みが出来るので、まずは無料で読んでみてくださいね。
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*本文中の画像は『カラダ探し』とは無関係です。
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