八代先生が何かを知っているのでは?
聞き出せぬまま去っていく矢代先生。
でも悪い事ばかりではありません。
翔太と留美子が仲直り。
仲間の結束が今一番重要です。
「カラダ探し」3巻のあらすじ
六人での結束が困難となってしまった状況の中で迎えた五日目…。
「カラダ探し」の手がかりを見つける為に、明日香、留美子、理恵の三人で旧校舎を訪れる。
そこで偶然会った教師、八代先生。
「カラダ探し」を「呪い」と言う八代先生に、明日香達は何かを知っているのではと思い八代先生に詰め寄る。
しかし、意味深な言葉を残してその場を去られてしまい、何も聞き出せなかった。
そして、遥から頼まれる時間を迎えた。
…が、なんと今回は時間になっても遥は現れなかった。
他にもこの日は、色々な変化があった。
猫のこと、クラスメイトのこと。
このまま「カラダ探し」をしなくて済むのでは、と留美子が期待するが、明日香は逆に何か起きないか不安を感じる。
そして、その不安は的中するのだった。
その日の夜、明日香がシャワーを浴びていると、何か違和感を感じた。
明日香は、ゆっくり顔を上げる。
そして、目の前の鏡を見てみた。
そこには、明日香の頭上から明日香の顔を覗き込むように見下している遥が立っていた。
そしてお決まりのワード。
「ねぇ明日香、私のカラダ探して」
それは、最悪の変化。
ただでさえ仲間がまとまっていないのに、悪意としか思えないその変化に、明日香達は心底参っていた。
それでも始まる五日目のカラダ探し…。
「カラダ探し」3巻の感想
「カラダ探し3巻」時間と場所を選ばない遥
う~ん、もう赤い人の怖さは慣れたかな…?と安心して油断してはいけない!
遥の怖さもグレードアップして、更に怖くなりました…。
ただでさえ、殺しても死なない上に、挙句死んだ時の姿のまま頼みに来るという、恐怖を煽る頼み方にゾクっとしているのに、あらすじでも紹介したように、遥は時間と場所を選ばなくなりました。
今までは、目の前に登場して頼みに来ていたのに、シャワーしている時、布団の中にいる時、つまり日常生活の中で特に油断しているであろう時に現れるのです。
油断している時に今までと違う登場の仕方をされると、悲鳴をあげずにはいられないでしょう。
変化はこれだけではなく、仲間である健司にまで悪影響が及んでいました。
いつもの健司なら、というよりもはや普通の人間ならば絶対にしないであろう、不可解な行動を繰り返すのです。
「カラダ探し」は、こんなにも人をおかしくさせるものなのか。
もう健司は元に戻らないだろう…という絶望感を感じました。
「カラダ探し3巻」キーワードは「小野山美子」
そんな中で迎えた六日目、再び八代先生に会いに行くと、新たなキーワードを得ます。
それは、「小野山美子」という名前です。
この名前を調べていくと、また不可解な事が起きます。
この事から、翔太が「赤い人」は「小野山美子」であり、「小野山美子」の怨念が生きているのでは、と推測します。
「小野山美子」の事を知っていくうちに、あまりにも可哀想な生い立ちに感情移入してしまいそうです。
しかし、それでも無情にも始まる「カラダ探し」。
やっぱり、どんなに可哀想だろうが、怖いものは怖いです。
しかし、そんな中でも、翔太と留美子が大活躍します!
翔太が左脚を見つけるのですが、「赤い人」に邪魔をされてしまいます。
しかし、それを見ていた留美子が身代わりになり、翔太を助けだすのです。
留美子の命を懸けた行動のお陰で、見つけた左脚は勿論、翔太の男としての意地を通すことが出来ました。
仲違いをしていた二人ですが、これを機に二人の仲は戻ります。
健司を除いた五人が、再び結束しました。
まだ健司の状態はまともではなく、六人全員の結束が元に戻っていない状態ですが、特に翔太と留美子の仲は一時期とても険悪になっていたので、仲直りのシーンを見た時は非常にほっこりして安心しました。
そして、次の七日目。
また、八代先生に会いに行きます。
今度は、八代先生の自宅へ行く事になりましたが、そこでは「小野山美子」に関する情報がたくさんありました。
3巻では、次々と判明する事実がたくさんあり、この情報無くしては次巻を読めません!まだまだ分からないことがたくさんですが、謎の解明の第一歩を進み始めたのはこの3巻と言えるでしょう。
*本文中の画像は『カラダ探し』とは無関係です。

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