ついに!カラダ探しが終わった!!待ちに待ったゲームの終わり。
と思いきや今までは序章にすぎなかったのです。
解けない謎。
今後の展開に目が離せません!
Contents
「カラダ探し(7巻)」のあらすじ
自分の中に入り込んでくる泰造に対抗しつつ自分の意志を保ち続け、泰造の尋常ならざる力を利用して「赤い人」と対抗する健司。
「赤い人」のぬいぐるみの頭は遥の頭である仮説を信じ、「赤い人」からぬいぐるみの頭を奪うことに成功した。
そのまま「赤い人」から逃げ切ろうとするも、「赤い人」からは逃れられないと確信した健司は、長い廊下の先に隠れて待機しているであろう翔太に向かって投げた。
泰造の力のお陰でなんとか届いたが、頭が落ちた場所は確実に「赤い人」に見られてしまう場所。
しかし、やるしかない。
翔太は「赤い人」に見られる覚悟で頭を持ち逃げる。
しかし、「赤い人」への恐怖からか、足に力が入らず倒れてしまった。
仲間をバラバラにしてしまった張本人である翔太は、今度は仲間を守る為に皆と一緒にカラダ探しを終わらせたい一心でなんとか立ち上がり走り出す。
そしてとうとう「赤い人」に追いつかれてしまい、後ろから殺されてしまったその瞬間に、高広が受け取ってくれることを信じて頭を投げた。
その時、翔太は見た。
ぬいぐるみの中から、長い髪の毛がはみ出ていたのだ。
ぬいぐるみの中には、間違いなく頭がある。
「頼んだ」そう言い残して翔太は倒れるのだった。
「カラダ探し(7巻)」のレビュー
「カラダ探し(7巻)」小野山美紀の謎
全員が協力してパスを繋げて棺桶に納めることの出来た頭。
今までで一番最高の連携プレーでした!
特に健司・翔太・高広の三人、男性陣の「赤い人」との対峙シーンが重点的に描かれており、男としてのカッコ良さが演出されていて、ぬいぐるみを奪われて怒り狂う「赤い人」の恐怖と併せてドキドキしました。
高広が頑張って応戦している間に、理恵と留美子が協力してホールにいる明日香まで間に合わせた決死の連携プレーも素晴らしいものでした。
そうして繋がって渡った頭は、生き残った明日香によって棺桶に納められます。
ついに!ついに!カラダ探しが終わりました!!待ちに待ったゲームの終わり。
しかし、これはまだこの巻の始まりに過ぎなかったのです。
体がそろったお陰か、ここで初めてやっとまともな遥と対峙するのです。
あの生気の無かった遥が、まるで生き返ったかのように明日香の目の前に現れました。
そして、棺桶の中に入れば「明日」がくると言う遥の説明を受け、明日香は遥に押されながら棺桶の中に入ります。
棺桶の中に入った瞬間に聞こえた、小野山美紀のセリフがまた怖いのです。
「赤い人」と違って、見た目は全く普通の女の子に見えるのに、赤い服を着ているからなのか、カラダ探しという空間がそうさせるのか。
小野山美紀という女の子は、とても異質な存在に見えました。
「カラダ探し(7巻)」新たなカラダ探しの始まり
明日香が目を覚ますと、「明日」になっていました。
そして真っ先に仲間たちに会いに行くのですが、明日香にとって辛い現実が待ち受けていたのです。
せっかくあんなに死ぬ思いをしてカラダ探しを終わらせることが出来たのに、あまりにも悲しい現実でした。
やはり、バッドエンドがホラーの定番なのでしょうか。
誰がどう見ても明らかにハッピーエンドではありませんでした。
そうして、この話は終わるのでした…。と思いきや、第2章の突入です!
7巻では、第1章のカラダ探しの終わりから第2章のカラダ探しの始まりに繋がる話となっていました。
まだまだ謎は全て解けていないので、「赤い人」は怖いのですがまだまだ続くのがありがたいですね。
なぜ小野山美子は「赤い人」となっているのか、なぜ小野山美紀がカラダ探しのゲーム主催者となっているのか、特に小野山姉妹について分からない事がたくさんです。
むしろ、あらゆる謎を解明すればするほど、また新たな謎が出てくる始末。真相が気になるところです。
しかし、「赤い人」はやっぱり怖いので、今度こそこの第2章で早急に解明することを願います。
次の8巻にて、また新たなカラダ探しが始まります。
今度は一体どんなメンバーになるのでしょう。
謎の解明に加え、新たなメンバーの関係性も気になるところです。
心の準備をして、第2章の「赤い人」に備えましょう!
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*本文中の画像は「カラダ探し」とは無関係です。
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