アリスはまじょを見つけ出すことが出来るのか?
参加者によってまじょを見つけるためのアプローチが全く異なりますが、アリスはどういうやり方で?
アリスは難題にどう立ち回るのか興味が尽きません。
と同時にアリスを応援する自分がいることに気づき、ますますハマってしまいそうです。
Contents
『今際の国のアリス(6巻)』のあらすじ
『今際の国のアリス(6巻)』あらすじ(特別編)
問題に正解しリフトで屋上を目指すげぇむ「あんけぇと」。
参加者はアンケートの答えが少数派ながら、正解すると2Fアップすることを知ります。
しかし一方で、相手をだまして不正解に誘導すればボーナスで5Fアップ。
初めは協力しようとしていた参加者も皆、疑心暗鬼になってしまいます。
一度はドードーも相手をだましてボーナスをもらいますが、すぐに後悔し「だまされる方が、どれだけマシか・・!」と泣き崩れます。
しかしその後はフードをかぶった男と協力し、げぇむを無事クリアするのでした。
そしてそのフードの男、アリスから「最期の最期まで、生きろ!」と強く言葉を投げかけられるのでした。
『今際の国のアリス(6巻)』あらすじ(本編)
ウサギに救出されたアリスはげぇむに参戦し、まじょの正体を探ります。
そして自分がげぇむの主催者なら・・と考えを巡らせ、その答えに行きつきます。
一方でアグニ一派の虐殺を止めようとするチシヤとクイナはそれぞれニラギとラスボスと戦い、勝利。
また指紋鑑定官のアンは凶器についた指紋からまじょを探り当てます。
しかしアリスの前に立ち塞がるアグニ。
そのアグニに対しアリスは「アンタがボーシヤを殺したんだな?」と問いかけます。
そしてアグニの表情を見たアリスは、自分の推理を確信するのでした。
『今際の国のアリス(6巻)』の概要と感想
『今際の国のアリス(6巻)』の概要と感想(特別編)
げぇむ「あんけぇと」では、今際の国に来て間もないながらも、確実にアリスの成長が見てとれます。
見事出題者の裏をかき、死人が出た直後に少数派を選び2Fアップします。
しかし問題はどんどん難しくなり、アンケートも全く意味をなさないものに。
さらに、相手をだまして不正解に誘導すればボーナスで5Fアップするという、嫌らしすぎるルールも判明。
これにはドードーも涙を流しながら演技をし、ボーナスを獲得するのでした。
しかし自分のせいでペナルティの電流を受ける様子を見たドードーはすぐに後悔。
「だまされる方が、どれだけマシか・・!」と泣き崩れます。しかし次の問題、フードをかぶった男、アリスが正解は少数派の方だと話しかけてきます。
人を信じられずに生き延びるくらいなら・・とアリスを信じ少数派を選んだドードー。
無事正解しクリアするのでした。
そしてその後はドードーの協力によりアリスもげぇむクリア。
げぇむ終了後、アリスはドードーに「背負って生きろ!もがいて、あがいて、どんなに苦しんででも、最期の最期まで、生きろ!」と強く語りかけます。
まさにそれはアリスが自分自身に語りかける言葉でもあったのです。
『今際の国のアリス(6巻)』の概要と感想(本編)
アリスは、まじょを探り当てるための方法を導き出します。
それはまじょの立ち位置を考えること。
それは、まじょはげぇむを運行している側の人間であるということです。
やはり、このげぇむ面白い!参加者によってまじょを見つけるためのアプローチが全く異なります。
暴力を用いるアグニ達、科学を用いるアン、そして人の心理を読むアリス。
三者三様の方法で答えにたどり着こうとしているのです。
一方で、暴走を続けるアグニ一派と衝突するチシヤとクイナ。
チシヤは自製の火炎放射器でニラギを撃破。医学生というチシヤですが、この男の知識は底が知れません・・。
そして空手の達人であったクイナ。
そして何より、クイナは実は性別は男で、ずっとその葛藤に苦しんできていたのです。
この今際の国に連れてこられた人間に共通する点。
それは現実世界で何かに悩み、絶望していること。
それはアグニ達過激派も同じなのでした。
そしてついに相まみえるアリスとアグニ。
アリスは「アンタはまじょなのか?」とアグニに問います。
それに答えず暴力で返すアグニ。
しかしアグニの目を見たアリスは「アンタはまじょじゃない。アグニが殺したのはボーシヤ。アンタがボーシヤを殺したんだな?」と言い放ちます。
そしてアグニの表情から、その考えを確信するのでした。
今際の国に送られてきた人間に共通する、現実世界に虚無感やトラウマを抱えているところ。
暴力一辺倒だったアグニにも、悲しい過去がありました。このげぇむの結末はどうなってしまうのでしょうか・・。
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*本文中の画像は『今際の国のアリス』とは無関係です。
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